【インサイドセールスから研修事業開始】ブリッジインターナショナル(株)【2021年12月期 第1四半期決算分析】

  • 2021年5月28日
  • 2021年5月29日
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本ページではブリッジインターナショナル(株)の決算資料などを元に株式投資銘柄としての現状の価値、将来性等を分析していきます。あくまで個人的な分析になるので参考にするもしないも皆様次第です。

最新の決算は2021年5月14日発表の2021年12月期第1四半期になります。

会社業態及びビジネスモデル

前回記事と大きく変更はありませんので、こちらを参照ください。

【銘柄分析】ブリッジインターナショナル(株)【2020年12月期 本決算】

上記記事には財務健全性やバリュエーションチェックも載せていますが1四半期で大きく変わる内容では無いのでこちらの記事では割愛します。気になる方は上の記事から確認ください。

財務健全性やバリュエーションチェックは1年に一回くらいのペースで見直ししていきたいと思います。

 

経年の業績推移と株価の関係

↓マネックス証券/銘柄スカウターページから抜粋

↓ここ数年の株価の動きです。

爆発的な成長とは言えませんが上場後に安定して業績を伸ばしてきています。5月14日の第1四半期の発表後にも増収増益と堅調さをアピールし、再度株価は上昇気流に乗っています。

株価の過去のピークは2020年7月上旬には3,600円程度の株価を記録しています。2020年12月期のEPS実績は81.8円でしたので当時のPERを逆算すると44倍程度でしたが、足元(5月末)ではPERは27倍程度となっていますので、このまま堅調な業績期待が織り込まれればPER40~45倍の水準(株価に換算すると3,600∼4,000円程度)まで再度高値を付ける可能性もありそうです。

さてちなみに競合にはどんな会社がありそれぞれ株式市場でどの様な評価(PER)を受けているかも見てみます。

同業種内での割安度(PER)の比較

同業他社の状況はどうでしょうか? マーケティング支援・代行関連の代表的銘柄で比べてみました。(前回からのPERの比較も)

会社名 業態 PER
ウィルグループ

セールスアウトソーシング(家電量販店販売支援、商品・サービス拡大支援、キャンペーン企画・運営、一般派遣、業務請負、採用代行)

 

12.4⇒11.5
ダイレクトマーケティングミックス 営業ソリューションサービス会社。24時間・多言語コンタクトセンター運営を基盤に、アウトバウンド・インバウンドコールにより蓄積した解析データをCRM活動支援として顧客に提供。 26.5⇒28.2
エスプール

人材派遣/アウトソーシングサービス(店頭支援サービス、コールセンターサービス、オフィスサポートサービス、アルバイト・パート)

44.7⇒42.6
エイジア

コミュニケーションソフト会社。大企業・中堅企業向けにマーケティング促進のEメール配信を中心としたCRMアプリケーションソフト「WEBCASシリーズ」の企画・設計・開発・販売。製品ラインナップはメール配信システム

23.9
ホットリンク

SNSマーケティング支援会社。データとAIで意思決定を支援するSNSマーケティング支援(ソーシャルビッグデータ解析、データ流通)、DaaS(SNSデータアクセス権の販売)、クロスバウンド支援を提供。アーンドメディアに特化したデータドリヴン型のデジタルマーケティング会社。

74.1

ダイレクトマーケティングミックスは同様に業績も好調で株価も伸ばしています。

最近では電話営業のテストマーケティング事業を展開するアイドマHDが2021年6月にマザーズ上場予定となっております。まだまだ日本では浸透度が低いですが欧米諸国の様に今後営業機能の一部アウトソースなどの動きは活発化していく可能性は高いと思われます。

 

直近の業績動向

では実際の2021年12月期第1四半期決算の内容をもう少し掘り下げてみます。

直近決算 5/14 日発表の2020年12月期 第1四半期決算
金額(百万円) 進捗率 対前年比
売上 991 17.4% 15.6%
営利 120 24.7% 9.1%
経常 121 24.8% 10.0%
純利 83 25.3% 10.7%

◆四半期別業績推移

堅調に増収増益となっていますね。第1四半期の売上内訳は下記の通りです。依然、アウトソーシングサービスが収益の大半を占めており、昨年比でも15.5%増収となっています。また営業利益率も12%となっています。

2021年度12月期の業績展望

 

また今年度は新たな事業の柱としてアイ―ラーニング社の完全子会社化を実施しています。こちらの会社はオンラインでの研修事業を展開しており、現在の事業環境を考慮しても今後の収益の柱として育っていくポテンシャルを充分に備えていそうです。

結果として2021年12月期はアイラーニング社の売上も加算され、大幅な伸長が予想されており、更に事業のポートフォリオも多様化されます。

 

ただアイラーニング社は足元では赤字の会社ですのでブリッジインターナショナルの完全子会社化による収益化や既存事業等とのシナジーが今後大きく期待されるところです。2021年度の営業利益率はアイラーニング社子会社化の影響もあり12⇒9%程度に低下する見込みです。

アイラーニング社の業績が連結計上され始める、第2四半期以降の決算に注目していきたいと思います。

特に注力していく高成長領域の成長モデル内訳は下記の通りです。

中長期の成長展望

アイラーニング社の完全子会社化に加え既存の高成長領域事業への注力の結果ストック売上比率の増加が見込まれます。

 

また事業の屋台骨であるインサイドセールス市場に関しても新規顧客群への事業横展開と市場拡大の波に乗って安定成長を目指していく方針です。

 

では参考にして頂けますと幸いです!